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研究室案内

安全人間工学とは

  • 私たちの生活を脅かす事故は、家庭内や道路上などの身近な場所で数多く発生しています。事故の原因を調べてみると、全体の80パーセント程度を人間のエラー(ヒューマンエラー)が占めています。私たちは事故を起こそうとして行動しているわけではありませんが結果的に人間の誤った判断や操作が事故に結びついているのです。
  • しかし、事故の原因をより深く掘り下げると、ヒューマンエラーの背景には、わかりづらい表示やルールの曖昧さなど、様々な問題が潜んでいることがわかります。ヒューマンエラーの分析や実験を通して、人間のもつ様々な特性を明らかにし、人間の特性に応じた機械設計や、作業規則のための指針を示すことで、事故に結びつくようなエラーの防止を目指します。

専門演習の進め方

[専門演習I]

  • 春学期前半 輪読
  • 春学期後半 実験・調査[1]
  • 秋学期前半 実験・調査[1]の公翔祭での発表準備
  • 秋学期中盤 実験・調査[2]
  • 秋学期後半 卒業論文の検討

実験・調査[1][2]では、「道路交通」、「火災」、「事故分析」、「その他」から2テーマ選び、自分たちで計画を立てて全員で実施します。[1]はゼミ合宿および公翔祭で、[2]は卒論発表会で発表します。これらを通して方法論の理解と資料収集方法、発表方法について知識を深めていきます。その後、各自で関心のあるテーマを探し、そのテーマについて討論を進め、卒業研究につなげます。

[専門演習II]

各自で決めた卒業論文のテーマに基づき、作業を進めます。

年間スケジュール

  • 5月上旬:新歓合宿(セミナーハウス)
  • 8月下旬:合同夏合宿(他大学と合同で長野で実施します)
  • 2月:卒論発表会(公益ホール)